P・S

11月から先月まで、神奈川県内の重要文化財の耐震診断調査を行いました。

鎌倉は、鶴岡八幡宮、建長寺、円覚寺、荏柄天神、光明寺、旧石井家住宅、旧一条恵観山荘と多くの重要文化財があり、どれも素晴らしい建築物であります。
今回、調査することで、改めて建築の奥深さを知ることが出来、また荘厳的な部分にも実際に触れることが出来、非常に勉強になりました。

その一部をお見せ致します。

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円覚寺舎利殿:国宝/重要文化財
神奈川県唯一の国宝建造物で組物(屋根の出を支える構造材)を密に配した形式(「詰組」という)、軒裏の垂木を平行でなく扇形に配する形式(扇垂木という)、柱・梁などの形状、花頭窓(上部がアーチ状にカーブした窓)や桟唐戸(さんからど、縦横に桟をはめた扉)の使用など、細部は典型的な禅宗様です。
残念ながら内部の画像は、見せる事はできません。

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建長寺山門:重要文化財 安永四年(1775)再建
残念ながら内部の画像は、見せる事はできません。

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山門の柱脚部分です。 3・11の地震で6cm礎盤が動いた事が分かりました。

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建長寺仏殿:重要文化財
お江の方の霊屋を移築した仏堂 浅井長政と織田信長の妹、お市の方の三女で徳川二 代将軍秀忠の正室であったお江の方の東京芝増上寺の霊屋を建長寺が譲り受け仏殿 としたものです。
当初は金綺羅だったと思われます。

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建長寺法堂(はっとう)天井画:雲龍図

載せきらないので、次回にしますがどれも素晴らしい建築物です。
共通することは、建築物に神が宿っていることです。

最近はパワースポットなどと、言われますが、実際にその場所はとても強い気を感じます。
何の科学的根拠は有りませんが、非科学的なことが、現代社会において真実なような気がします。

構造に措いても、例えば柱脚は礎石の上に礎盤と言われるものに、ほぞ差ししているだけです。これは最高の免震構造であります。科学的に証明出来ませんが、耐震と相対するものです。
先人は素晴らしい知識と技術を有していたのに、現代の木造建築は、科学的でないと駄目と言うことです。
電気ばかり消費し、過度な明るさなのに、日本人の向かう先は真っ暗です。。

気が下がっている方、パワースポット(P・S)は様々なところに存在しますので、
体感を是非お勧め致します。

文:木造特別委員 高野淳一
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by kamakura-archi | 2013-02-26 12:31 | 耐震診断

神奈川県建築士事務所協会鎌倉支部のブログ


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