旧華頂宮邸

こんにちは。

民主党分裂により政界は混迷を極めていますね。
報道は表面的な情報ばかりですので、ついつい政局ばかりに目が行きがちです。しかし分裂騒動の原因のひとつは、そもそもデフレ期に増税したら逆効果ではないのか、という見識を持った国会議員が増えたことが原因ではないでしょうか。ある意味で民意が反映されたものとみることができるかと思います。
デフレ容認かそれともリフレ政策こそ最優先課題ではないなのか、同じく少子高齢化に悩む先進国では経済成長は見込めないのか、内需より外需、つまり日本はもうダメだから外に打って出るしかないという考えは本当に正しいのか、そもそも増税だけで社会保障は賄えるのか、などなど、根本的な議論が必要ではと思います。
いずれにせよ、決められない政治が悪い訳ではなく、議論を軽視するような政権執行部のやり方が多くの批判を招いたように思います。

また、北九州では大雨により相当な被害が出ています。河川氾濫や土砂災害などによる社会損失は毎年膨大なものとなっています。自民党のマニフェストによれば災害に強い国土を創るという、国土強靱化基本法案なるものがあります。無駄な公共事業はいけませんが既にその土俵は失われているわけで、必要な投資は雇用も確保できGDPの底上げに直結するのではないでしょうか。

。。。。。

先日は久しぶりに報国寺と浄明寺周辺をお散歩しました。
報国寺から歩いてすぐの山間に「旧華頂宮邸」があります。この建物は昭和4年に華頂博信侯爵邸として建てられました。その後鎌倉市が買い取り、市の景観重要建築物、国の有形重要文化財に指定されました。
西洋木造建築に見られるようなハーフティンバー様式の建物であり、鎌倉に現存する洋風建築としては、鎌倉文学館と並んで大規模なものです。設計者は不明なようです。

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この建物は定期的に内覧することができますので、詳しくは鎌倉市のHPをご確認下さい。この日は中は観られませんでしたが、南側に拡がるイングリッシュガーデンは開放されていました。薔薇が植えられたガーデンからみるファサードがとても絵になる建物ですね。映画やドラマの撮影にもよく使われていたそうです。

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こちらは以前内覧したおりの写真です。吹抜け階段の様子。豪華絢爛というわけではないですが程よく質素で重厚な内部空間は趣のある落ち着いた雰囲気です。

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こちらは北側のメインゲートから車寄せの車路越しに建物を観たところです。ガーデンに面した南側とは違い木に埋もれた感じですね。

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内部の今の様子。幾つか居間があるのですが、どれも暖炉とマントルピースが設置してあり趣きが異なっています。家具が置かれていないのでいささか閑散とした印象が否めないですが、素敵な空間でした。

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ガーデンに面したテラス席でみんな寛いでしました。
イングリッシュガーデンは大半を芝生で覆っているので、少し寂しげな雰囲気です。山間の素晴らしいロケーションを活かし、美しい佇まいをみせてくれます。この建物は協議会により、どのように保全、活用されるのか検討されているようです。住宅街の中にあって商業施設のようには活用できないでしょうが、より地域に愛されるような活用方法を考えていただきたいものです。

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旧華頂宮邸を出て、浄妙寺の石釜ガーデンテラスにてランチを食べました。焼きたての石釜パンが最もオススメですが、今日はカレーライスを食べました。こちらも最高に美味でした~♪

文:菅原浩太
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by kamakura-archi | 2012-07-05 11:45 | 鎌倉名所旧跡案内

神奈川県建築士事務所協会鎌倉支部のブログ


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