旧矢箆原家住宅
2012年 05月 29日
こんにちは。
今懸念されています首都直下型地震で、真夜中であれば犠牲者が30万人に及ぶ可能性を政府作業部会が公表しました。東日本大震災で得たデータを基に再試算を行った結果、政府が2003年に公表した死者数約2万5千人の10数倍に及ぶ30万人という数字となったそうです。
古い木造家屋の耐震化をはじめ、沿道建物や公共施設などの耐震化促進が重要となっており、中でも木造密集地域における耐震化、不燃化の促進が緊急課題となっています。
しかし、木造密集地域の高齢化やマンションへの建て替えなどへの反対など意見がまとまらないことも多く、難しい状況となっているようです。東日本大震災から多くの余震に見舞われ、古いインフラの地域では配管設備のずれによる漏えいなども懸念されます。首都高の老朽化など、戦後の巨大インフラが50年経過し大規模修繕の必要に迫られてます。
東日本大震災や原発事故を経験し、これからは安心・安全な街づくりが重要となるでしょう。公共投資を増やすなど政府を上げた脆弱な部分への対応が今こそ重要となっています。
。。。。。
先日は横浜の三渓園にまた行ってきましたので写真を少々。
この時期内部が一般公開されている建物は少ないのですが、唯一合掌造りの「旧矢箆原家住宅」は通年内部を観賞することができます。

燻されて黒々とした軸組が薄暗い中よい雰囲気を醸していました。

奥には畳の大広間が三つあります。連子窓の縦格子が素晴らしいですね。

文:菅原浩太
今懸念されています首都直下型地震で、真夜中であれば犠牲者が30万人に及ぶ可能性を政府作業部会が公表しました。東日本大震災で得たデータを基に再試算を行った結果、政府が2003年に公表した死者数約2万5千人の10数倍に及ぶ30万人という数字となったそうです。
古い木造家屋の耐震化をはじめ、沿道建物や公共施設などの耐震化促進が重要となっており、中でも木造密集地域における耐震化、不燃化の促進が緊急課題となっています。
しかし、木造密集地域の高齢化やマンションへの建て替えなどへの反対など意見がまとまらないことも多く、難しい状況となっているようです。東日本大震災から多くの余震に見舞われ、古いインフラの地域では配管設備のずれによる漏えいなども懸念されます。首都高の老朽化など、戦後の巨大インフラが50年経過し大規模修繕の必要に迫られてます。
東日本大震災や原発事故を経験し、これからは安心・安全な街づくりが重要となるでしょう。公共投資を増やすなど政府を上げた脆弱な部分への対応が今こそ重要となっています。
。。。。。
先日は横浜の三渓園にまた行ってきましたので写真を少々。
この時期内部が一般公開されている建物は少ないのですが、唯一合掌造りの「旧矢箆原家住宅」は通年内部を観賞することができます。

燻されて黒々とした軸組が薄暗い中よい雰囲気を醸していました。

奥には畳の大広間が三つあります。連子窓の縦格子が素晴らしいですね。

文:菅原浩太
by kamakura-archi
| 2012-05-29 18:03
| 神奈川名所旧跡案内