フォーラム報告

11月17日、鎌倉商工会議所地下ホールにて、鎌倉支部の恒例となったフォーラムが開催されました。本年度はテーマとして「鎌倉の安全な住まい」を取り上げました。昨年度まで2年間は「大地震に備える」をテーマとして行ったので、今年度はテーマを一新し、「安全な住まい」に的を絞り、パネラーを鎌倉支部会員に極力限定し、行われることとなりました。

「安全な住まい」といっても様々なとらえ方ができますが、今回のフォーラムでは、耐震診断、耐震設計の実例、設計者、施工者との対話からはじまり、鎌倉に特有の耐震設計の議論、新伝統工法による鎌倉らしい住宅の実例の紹介など、意匠を踏まえた物理的安全性の議論から、コミュニティに配慮した住宅計画といった計画面からの安全性、あるいは、グループリビングなど地域に開かれた計画の実現といった都市レベルにおける安全に関する議論への広がり等々、多岐に渡りました。また、安全を確保しなければならないためのパラドックスとして、告示の厳密化により、増築がやりにくくなっていること、改正された基準法の問題点の指摘など、現在の建築界における状況についても報告されました。

「鎌倉の安全な住まい」といういたってシンプルなテーマでしたが、その奥行きの深さを感じると共に、テーマから派生する多種多様な議論が交わされ、あっという間に3時間が過ぎ、閉幕となりました。

*パネラーとして外部から唯一、かまくらNPOセンター事務局長の渡邉公子さんに参加いただきました。
(HP委員:倉澤)

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by kamakura-archi | 2007-11-30 11:53 | まちづくり

神奈川県建築士事務所協会鎌倉支部のブログ


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