H邸新築工事

こんにちは。

鎌倉が「武家の都市」として世界遺産登録へ向けてユネスコへの推薦が決定しました。
鎌倉にはお寺や神社などが160箇所近く点在し、海や山に囲まれた独特の景観を残して
います。
建築行政では古都保存法などがありまして、多くの地域が歴史的風土保存地区などに
指定されており開発に厳しい規制が掛けられています。

世界遺産になれば観光資源としての価値は一層高まるでしょう。
ですが、鎌倉には極端に宿泊施設が少ないのが特徴です。
さきの古都保存法や都市景観の観点から宿泊施設の建設が難しいことが理由です。
そのほか、都心から日帰りで通える距離であることや、歴史と住居が混然となった街並み
のため多くのお寺が門を閉める夕方5時以降は多くの店が閉まり極端に閑散となることも
挙げられます。
夜遊びしない健康的な街なんですよね。

また、世界遺産に指定されれば今まで以上に開発にも厳しい規制が掛けられるでしょう。
私たち神事協鎌倉支部としても大いに関連する話題ですので、成り行きを見守りたいと思
います。

。。。。。

いきなりですが、今日は神事協鎌倉支部会員の住宅作品をご紹介。
会員の日々の仕事を知っていただくのも重要かと思いまして、ちょくちょく載せていきたいと
思います。
大地震はいつ起こってもおかしくない状況になりました。
現行の建築基準法では大地震が起きたとき建物が倒壊せず人命を守ることができるレベル
の耐震基準を原則としています。倒壊はしないが継続しての使用はできなくなるというレベル
です。
これはあくまで指標でしかないのです。実際には地盤の性質、地震の揺れ方、周期や継続
時間によって建物が受ける被害はさまざまです。
自論ですが、設計者としては、新築の設計をする場合、基準法レベルギリギリではなく、住
宅性能表示、長期優良住宅の基準で定められている耐震等級2以上の耐震性をもって設
計したいと思います。
この住宅も耐震等級2の壁量を目指しました。そういう見えない部分でも仕様の高い住宅
です。

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ナチュラルモダンなリビング。オーソドックスな1階LDK、2階に寝室という間取りです。
構成上、大きな吹抜けはないのですが、天井が均一でつまらなくならないよう、各ゾーンで
天井の構成を変えています。

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畳スペースはわざと一段上げています。畳を上げると大きな床下収納。
これが床と同レベルだとなんだか落ち着かないんです。ちょうど腰掛けてくつろげたり、その
ままごろ寝して昼寝なんてしてもいいです。一段上がることによってそういう場が生まれます。
ここはお子さんの遊び場になっていますね♪
現わしにした小屋梁にハンモックを吊るしたりして遊びたくなる空間です。

c0126647_18125440.jpg


ダイニングはコンサバトリーのような構成を意識して八角形に突き出しました。
天井が高く光に満ちた気持ちの良い空間です。しかも広い。お子さんがたくさん集まって食事
会できるよう造り付けのベンチを設けています。

c0126647_181762.jpg


外観。爽やでエレガントな感じで♪
オーソドックスな構成ですが飾り柱を付けたり、乱張りやアイアンの門扉など住まい手の好み
をヒアリングして入念にデザインしています。

設計:菅原浩太建築設計事務所
施工:芙蓉建設工業株式会社
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by kamakura-archi | 2012-02-07 18:24 | 新築工事

神奈川県建築士事務所協会鎌倉支部のブログ


by 鎌倉建築士事務所
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